昨今のプラグイン音源事情
少々間が空きましたが、今回は「芸術の秋」にちなんで、絵画作品「ピアノを弾く若い男」を眺めながらふと思った(笑)、昨今のプラグインピアノ音源の進化度合いを書こうかと。
最近はCPUの処理能力やメモリの増大で、一昔前では考えられなかったほど、高いクオリティで、まさに迫真のサウンドがモニターから響きます。
http://www.h-resolution.com/USB/glandpiano.html
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=25002
オーバーダビング前提の「録音」なら、MIDIデータの演奏記録として押えておけば、もうこれで十分かなと!スタジオ代のコストダウンにもなるし(笑)
ただ問題となるのは、プレーヤーのモチベーションと空気感。。。
MIDIキーボードと対峙してエモーショナルな演奏ができるかが、これからの録音のカギになるかな。
プレーヤーもやり直しも手直しも簡単と思うと、緊張感も出ないし(^^;
あとは人からこぼれ出る、ノイズまで込みの所謂「その場の空気感」は表現されないので、弾き語りやピアノソロ的な作品はまだまだ検討の余地があるでしょうね。
でもそれにしても「マイクを通した音」としては、今日のプラグイン音源は何度聞いても凄い!
隔世の感があります~
果たして「ピアノを弾く若い男」は21世紀のこのピアノ音源の音を聞いたらどう思うのか…それは皆さんのご想像にお任せします(笑)
ところで「ピアノを弾く若い男」を描いたカイユボット、絵画では結構印象派は好きなのですが、カイユボットはモネ、ルノワール、ドガ辺りに比べると認知度はかなり低いような…
ちょっと彼の作品の造詣を深めてみようかな!?と思ってる今日この頃です。
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